NPB審判員で13度の日本シリーズ出場 友寄正人野球規則委員が5・18にトークイベント
2024年4月22日（月）18時34分 スポーツニッポン
野球殿堂博物館は8日に日本野球機構（NPB）野球規則委員の友寄正人氏（66）によるトークイベントを5月18日午後5時半から、野球殿堂博物館イベントホールで開催すると発表した。定員は30人で公式サイトで5月15日まで受け付ける。※定員となり次第、終了
2024年の野球規則改正や今後の見通し、日本野球規則委員会の役割などが語られる。今年はプロ野球90年の節目の年でもあり、友寄氏が審判員として長年間近で見てきたプロ野球や、今年、野球殿堂入りした谷村友一審判員の思い出など語る予定だ。
＜見どころ＞
友寄氏は1978年に20歳でセ・リーグに入局。3年目の80年7月31日に行われた阪神—中日15回戦（甲子園）で左翼審判として1軍戦デビュー。以降は2013年まで36シーズンも現役審判員を務め、歴代18位の3025試合に出場。日本シリーズには7年連続を含む13度出場した実績を持つ。
リーダーシップに優れた審判員として知られた友寄氏。特筆すべきは野球規則に対する知識の深さ。NPB審判員内で規則の議論があった際には「○項の○番目に○と記載されているだろう」と暗記しているほど、絶対的な自信を持っていた。
そんな野球規則における「権威」の友寄氏によるトークイベントとあれば野球ファン必聴。野球の見方が変わる機会になるかもしれない。（元NPB審判員、アマチュア野球担当記者・柳内 遼平）
