マセラティ、人気SUV『グレカーレ』にエントリーグレードを設定。300PSの4気筒MHEVを搭載

2025年4月23日(水)12時23分 AUTOSPORT web


 すでに既存グレードとしてマイルドハイブリッド(MHEV)を搭載する“モデナ”と、F1由来のプレチャンバーを採用する自社製エンジン、ネットゥーノを搭載する“トロフェオ”をラインアップする、現代マセラティの主力SUV『グレカーレ』に、新たなエントリーグレードが登場。最高300PSの直列4気筒MHEVを搭載し、より幅広い選択肢が用意された。


 イタリアン・ラグジュアリーを体現し、現代のマセラティを代表するモデルとして登場した『グレカーレ』は、卓越したパフォーマンスと優雅さが融合したSUVとして、その登場以来世界的な人気を博している。



 そんな同車に設定された今回のエントリーモデルは、導入当初の“GT”に代わる新たなグレードとも言え、日常生活において優れたパフォーマンスを発揮する1995ccの直列4気筒直噴ターボを搭載。アウトプットは300PS/450Nmとなるも、0-100km/h加速は5.6秒、最高速240km/hの俊足を誇る。


 その性能を視覚的に伝えるべく、脚元には19インチのダイヤモンドカットホイールを装着し、室内でもプレミアムレザーインテリアや12段階の調整が可能なヒートシートなど、豪華なディテールが魅力となっている。


 一方のモデナは、最高出力が330PS/450Nmとなる4気筒MHEVにリミテッドスリップデファレンシャル(LSD)やアダプティブサスペンションなど、走りを高める装備を満載。20インチのダイヤモンドカットホイールやマトリックスヘッドライトも備える。



室内でもプレミアムレザーインテリアや12段階の調整が可能なヒートシートなど、豪華なディテールが魅力となっている

 そして最高峰グレードのトロフェオは、スーパースポーツの『MC20』にも使用されている3.0リッターV6ガソリン、ネットゥーノエンジンを搭載し、最高出力530PSを発生。プレチャンバー・イグニッションを量産モデルに適用した稀有な存在として、圧倒的かつクールな存在感を放つ。


 この新グレード設定を機にカラーパレットも刷新され、計11色の標準ボディカラーと、カスタマイズプログラム“フォーリセリエ”を通じて特別なオプションも提供。新色のオレンジデビルが春のコレクションとして登場し、ブラックキャリパーとブラック&アイスのスポーツ・プレミアムレザーのインテリアを組み合わせることが可能となる。


 ソリッドカラー、メタリックカラー、三層および四層カラー、マットカラーを含む豊富なボディカラーの選択肢が提供され、これらのカラーはすべて、ヴィアーレ・チロ・メノッティの工場に新しくオープンしたオフィチーネ・フォーリセリエ・マセラティにて塗装される。


 これで改めて3グレード構成とされた『グレカーレ』は、最高峰のトロフェオが1711万円、モデナが1178万円、そして新登場の標準グレードが1065万円(いずれも税込)となっている。


●マセラティ公式サイト:https://www.maserati.com/jp/ja/models/grecale



新色“オレンジデビル”が春のコレクションとして登場し、ブラックキャリパーと”ブラック&アイス”のスポーツ・プレミアムレザーのインテリアを組み合わせることが可能となる

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