石川遼、500万円でプロアマ指名権落札に「重いなと思う」 7日間プレー「コース状況は普段の倍以上染みついた」
2025年4月23日(水)12時58分 スポーツ報知
プロアマ戦で、ラウンドガールとポースをとる石川遼(左から2人目=カメラ・今西 淳)
◆男子プロゴルフツアー 前沢杯(24〜27日、千葉・睦沢町・MZGC=6652ヤード、パー70)
国内ツアー通算20勝の石川遼(カシオ)が23日、プロアマ戦の前半9ホールをプレー後に取材に応じ、大会への意気込みを語った。
実業家の前沢友作氏が企画した同大会は、プロアマ戦を14日から異例の10日間にわたり開催。合計7日間プレーした石川は「非常に楽しかった。最初の数ホールは緊張はあったけど、5時間くらい一緒に過ごせるので、最後はすごく仲良くなって終わる感じで、非常に楽しかった」と振り返った。
プロアマ参加権は1組100万円(最大3人+見学者3人)で販売。参加者は一緒にプレーするプロをオークションで入札でき、石川の指名権が500万円で落札されるなど大きな話題を呼んだ。
石川は「日頃から応援してくださってるファンの方とゴルフできるのは思いつかなかった。鋭い視点を前沢さんが持っていると思う」。500万円という金額について「重いなと思う。基本的に、いつゴルフをやっても力を抜いてゴルフをやることはない。試合もプライベートゴルフも変わらない。一生懸命頑張るしかない」と持論を語った。
開幕戦の東建ホームメイトカップは初日で首位発進し、最終的には20位で終え「いい準備はできてるし、状態も悪くない」と自信。「先週から7回プレーしてるので、コースの状況も普段の倍以上染みついた形で明日を迎えることができる」と手応えを語った。
賞金に充当されるプロアマの売り上げに最も貢献したが、「ぜひ盛り上げていきたい」と気合十分。初日はツアー31勝の片山晋呉(イーグルポイントGC)、女子ツアー2勝で男子ツアー初参戦となる菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)と同組となり「この大会ならではというおもしろい組み合わせ。このコースはかなりスコアの伸ばし合いになると思うので、しっかり集中して優勝争いを目指してやりたい」と力を込めた。