川崎・長谷部茂利監督「日本と比べることのできない暑さ」…サウジでACLEファイナルズ集中開催
2025年4月23日(水)19時7分 スポーツ報知
サウジアラビアに降り立った時の川崎・長谷部茂利監督
サウジアラビアで集中開催されるACLE準々決勝以降(25日〜5月3日)に向け、J1川崎が23日、現地からオンラインで取材対応した。
この日、54回目の誕生日を迎えた長谷部茂利監督は「自分のこれまでの中で誕生日を過ぎた後の方が好転している印象がある」と語った。厳しい環境下での集中開催へ「先はあるが、まずはベスト8の壁を打ち破りベスト4へ」と、現地時間27日(日本時間28日)に行われる準々決勝・アルサッド(カタール)戦に照準を合わせ、まずはクラブ最高位を更新する4強入りを狙う。
ジッダの最高気温は37度を超え、指揮官も「昼間は相当暑い。夕方になると少し気温は下がるが、日本と比べることのできない暑さだと感じる。選手のコンディションが一番だと思う」と環境面への適応をカギとした。
また、アルサッドの印象については「何人か注意するべき選手がいる」と警戒。「カタールのチームにとってはホームになる。我々にとってはアウェー。スタジアムの雰囲気がどうなるか」と見据えた。試合に向けて「些細なズレがあると得点、失点になる。その中で自分たちが積み上げている、失点をしないというところ、複数得点を取るところを(意識として)研ぎ澄ませて、それができれば結果につながる。できなければ苦しむことになる。ゲームの中でどう自分たちの流れに持ってこられるか、もしくは渡さないことが大事」と強調した。