元大関・高安、川崎巡業で精力的に9番「番数重ねて、辛抱強く相撲を取れた」
2025年4月24日(木)17時20分 スポーツ報知
高安(右)は精力的に稽古に取り組んだ(カメラ・林 直史)
大相撲の春巡業は24日、川崎市で行われた。元大関で幕内・高安(田子ノ浦)は関取同士の申し合い稽古で関脇・大栄翔、東前頭筆頭・若隆景らと9番取り7勝。夏場所(5月11日初日・両国国技館)に向けて精力的に稽古をこなし「番数を取れたのは良かった。番数重ねて、辛抱強く相撲を取れたと思う」と納得の表情を浮かべた。
春場所は優勝同点の12勝3敗と活躍した。不安を抱える腰の状態が良かったことも、好調の要因だった。今巡業の序盤こそ腰痛で休場したが、順調に回復。「今のところ痛いところもない。体の状態が良ければ力が出るので、キープしていたい」と表情は明るい。春巡業も残り3日となったが「終われば(夏場所)初日まで2週間を切る。まずは怪我なく終わりたい」と気を引き締めた。