【春巡業鉾田場所】大の里 師匠の前で両関脇と7勝3敗「2日前の修正はできた」

2025年4月17日(木)16時4分 スポーツニッポン

 大相撲春巡業は17日、茨城県鉾田市で行われ、夏場所(5月11日初日、東京・両国国技館)で初の綱獲りに臨む大関・大の里(24=二所ノ関部屋)は大栄翔(追手風部屋)、王鵬(大嶽部屋)の両関脇と10番取って7勝3敗だった。

 2日前の大田区巡業では霧島に4連敗など精彩を欠いた。この日は力強い当たりと左おっつけの本来の攻めが戻り「おとついの稽古が良くなかったので。しっかり切り替えて修正しようと。それはできたかなと思っています」と納得の表情を見せた。

 全国25会場を回る巡業もこの日で17場目。大の里は横綱、大関以下いろんな力士と胸を合わせている。この日は春場所13日目に敗れている王鵬と5番。相手の右喉輪で上体を起こされ一方的に寄り切られた1番はあったものの、最後の2番は左おっつけで圧倒した。「巡業もあっという間に半分以上終わった。苦手意識を持たないこと。限られた時間のなかでやるべきことをしっかりやって初日に迎えれば」と話した。

 30年ぶりに開催された鉾田巡業の担当親方は地元茨城で絶大な人気を誇る二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)。稽古中に指導することはなかったが、遠くから大関の稽古に熱視線を送っていた。

スポーツニッポン

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