元白鵬の宮城野親方、一人では初の先発となった秦野巡業は大盛況「一つ仕事を終えた充実感がある」
2025年4月25日(金)17時17分 スポーツ報知
ちゃんこを振る舞った元高馬鵬の木下真徳さん(左)と宮城野親方(カメラ・大西健太)
大相撲の春巡業が25日、神奈川・秦野市で行われた。巡業会場を取り仕切って準備をする先発親方の宮城野親方(元横綱・白鵬)は、18日から同市入り。前日までは市役所を訪れるなどPR活動も行い、準備を進めてきた。
この日は群馬・高崎市でちゃんこ店を営む元高馬鵬の木下真徳さんを招き、支度部屋前でちゃんこを振る舞った。宮城野部屋時代にちゃんこ長を務めていた木下さんのちゃんこは力士たちに好評で、用意した300食があっという間になくなったという。「(木下さんは)現役中から『温かいごはんを』と心がけてやってくれていた。付け人をやってくれたから知っているし、前日から仕込みをしてやってくれた。あと2日なので、(力士たちには)ここで精をつけてもらって、頑張ってもらえれば」と笑顔で語った。
また自身にとって初の一人で先発となる巡業だったという。会場の盛り上がりに「先発として非常にうれしい。昨日までで80%チケットが売れたと聞いた。一つ仕事を終えた充実感がある」と話した。