豊昇龍、精力的に２０番 前日は食あたりに苦しむも「場所も近い。休むわけにはいかない」
2025年4月26日（土）17時52分 スポーツ報知
計２０番相撲を取った豊昇龍（左）＝カメラ・林 直史＝
大相撲の春巡業が２６日、横浜アリーナで行われ、９０００人が詰めかけた。横綱・豊昇龍（立浪）は朝稽古で幕内・豪ノ山、平戸海を指名し、頭から低く当たるなど連続で２０番取り１４勝６敗。「攻めてくる相手を選んだ。いろいろ試したかった。やろうと思ったことをしっかりできて良かった」とうなずいた。
２５日の秦野市巡業では土俵入りなどはこなしたが、朝稽古を休んだ。その理由を「腹を壊しちゃって」と、食あたりだったと明かした。２４日の夕食で中華料理を食べて以降、下痢などの症状に悩まされ、現在も「まだあまり良くない」と完全には回復していない状態だという。
それでも、夏場所（５月１１日初日・両国国技館）が迫る中で、一人横綱としての責任感を胸に土俵に上がった。春巡業も２７日の八王子市巡業を残すのみ。「もう場所も近いし、休むわけにはいかない。あと１日だけだから。頑張って終わらせたいね」と、完走に向けて表情を引き締めた。
関連記事（外部サイト）
