豊昇龍「懐かしい」 横綱としてつくば市に“凱旋” 夏場所前の筑波山登山に意欲「春巡業が終わったら...」
2025年4月16日（水）17時43分 スポーツニッポン
大相撲春巡業が16日、茨城県つくば市で行われ、横綱・豊昇龍（25＝立浪部屋）が“凱旋”した。
所属する立浪部屋は21年夏まで隣接する同県つくばみらい市に部屋を構えていた。移転前にはつくば市で千秋楽パーティーなどが行われ、「懐かしい。この辺には、よく来ていた。横綱として帰って来られたので、うれしい」と白い歯を見せた。
本場所前には筑波山を登った思い出がある。「東京場所でも地方場所でも、場所に行く前に1回登ってから行っていた」。足腰を鍛え、「足の色々な筋肉を使う」と登った翌日は筋肉痛になっていたという。「また登りたい。春巡業が終わったら来ようかな」と夏場所（5月11日初日、東京・両国国技館）前の筑波山登山に意欲を示した。
この日は、ぶつかり稽古で幕内・獅司（28＝雷部屋）らに胸を出し、同じモンゴル出身の同・欧勝馬（28＝鳴戸部屋）には助言を送る場面もあった。「いろいろ教えた。向こうから聞いてきたので、うれしい。教えないことはない」と語った。
