関脇・王鵬、連日の横綱大関との稽古に「買ってもらえているので、ありがたい。もっと地力をつけていかないと」

2025年4月23日(水)18時49分 スポーツ報知

大関・大の里と4番取った王鵬(カメラ・大西健太)

 大相撲の春巡業が23日、茨城・常総市で行われ、関脇・王鵬(大嶽)が大関・大の里(二所ノ関)との三番稽古(同じ相手と相撲を取る)を含めた計9番相撲を取った。

 今巡業では積極的に土俵に上がり横綱、大関相手に稽古を重ねている。「(稽古を)買ってもらえているので、ありがたい。いい相撲と悪い相撲があるので、しっかり前に出る圧力のある相撲を取れるように頑張りたい。相手に持っていかれることもあるし、しっかり押し込める時もあるが、もっともっと地力をつけていかないといけないなと思う」と語った。

 新三役だった先場所は6勝9敗。初めて役力士として臨んだ場所には、大きな違いを感じることはなかったといい「やりやすいくらいでした。基本的に相撲を取る時間も変わらないですし、そのやりやすさで緊張感というか、少し気の抜けた相撲を取ってしまった」と振り返った。

 また、今巡業も初めて役力士として各地を回る。稽古中は土俵に上がる力士のしこ名が会場内にアナウンスされ、平幕以下はしこ名のみだが、三役以上は番付も加えられるため、連日会場内で『関脇・王鵬』とアナウンスされている。「どうだろう、と思っていましたけど、そんなに気にならなかったですね(笑)」と笑顔で語った。

スポーツ報知

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