幕内・平戸海が大の里、豊昇龍に指名されて三番稽古 春場所は4場所ぶり勝ち越し「だいぶ落ち着いていけた。途中から良くなった」
2025年4月26日(土)18時2分 スポーツ報知
横綱、大関陣と三番稽古を行った平戸海(右)(カメラ・大西健太)
大相撲の春巡業が26日、横浜市で行われた。幕内・平戸海(境川)が、横綱・豊昇龍(立浪)、大関・大の里(二所ノ関)に指名されて、三番稽古を行った。豊昇龍に3勝7敗、大の里に1勝4敗。「胸を借りるつもりで、当たって前に出ることしか考えていなかった」と、勝った相撲はするどい出足から一気に勝負を決めた。「勝つとしたら、あれしかない」と冷静に振り返った。
小結だった昨年秋場所から3場所連続で負け越していたが、春場所は9勝6敗と勝ち越し。「気持ち的にもだいぶ落ち着いていけた。それまでは緊張していたが、途中から良くなった」と手応えを語った。春巡業も残り1日、「怪我しないように」。夏場所(5月11日初日・両国国技館)へ向けて調整を進める。