綱取りの大関・大の里が横綱・豊昇龍に4勝9敗 師匠の元横綱・稀勢の里「豊昇龍が本場所のような雰囲気。もう少しやれてもいい」
2025年4月23日(水)16時55分 スポーツ報知
大の里が師匠の二所ノ関親方の前で豊昇龍と相撲をとる(カメラ・山田 豊)
大相撲の春巡業が23日、茨城・常総市で行われた。大関・大の里(二所ノ関)は、師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)が見守る中、横綱・豊昇龍(立浪)に4勝9敗。最初の相撲で寄り切り、5番を終えて3勝2敗だったが、その後スイッチの入った横綱のペースとなり6連敗を喫するなどした。
師匠は「横綱は本場所のような空気だった。あのくらいの雰囲気がほしいよね。もう少しやれてもいいかな」と弟子の奮起を促した。綱取りの夏場所(5月11日初日、東京・両国国技館)へ「場所まで3週間を切った。今やれるかどうかで人生が変わる。稽古場での向き合い方が大事」と期待した。