幕内・美ノ海、夏場所へ本格始動 高崎巡業で計8番 春場所では沖縄県勢初の三賞
2025年4月20日(日)18時57分 スポーツ報知
美ノ海
大相撲の春巡業は20日、群馬・高崎市で行われた。西前頭14枚目・美ノ海(木瀬)は申し合い稽古で幕内・豪ノ山、平戸海、欧勝馬らと計8番取って3勝だった。
相撲を取る稽古を再開した19日の太田市巡業で幕内・高安と1番。夏場所(5月11日初日・両国国技館)に向け、さらにペースを上げ「首や腰が痛かったのが少し良くなってきたので、昨日から取り始めた。(巡業も)あと5日あるので、何日か取って、場所前に部屋でしっかり稽古して臨めれば」と語った。
春場所は11勝4敗で敢闘賞を受賞した。沖縄県出身者の三賞獲得は初めての快挙だった。「なかなか地元にも東京にも帰れてないけど、巡業先で『おめでとうございます』と言ってくれる方がたくさんいる。ありがたいな、と」。31歳は春巡業で反響を肌で感じながら、夏場所でさらなる飛躍を目指す。