関脇・大栄翔、大関取りの足固め狙った春場所の９勝止まりに「２ケタ勝ちたかった。悔しい」

大栄翔

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　大相撲の春巡業が２３日、茨城・常総市で行われ、関脇・大栄翔（追手風）が軽めの運動で調整した。今巡業ではあまり相撲を取らずに調整を進めるが、「徐々にやろうという感じです」と語った。

　１月の初場所で１１勝を挙げて、先場所は大関取り足固めとしたかったが、９勝６敗で目標としていた２ケタ勝利に届かなかった。「２ケタ勝ちたかったですし、そこに乗せられなかったのは悔しいです。いい内容もありましたけれど、やっぱり自分の悪い部分も出たので、そういうところを直せればもっと良くなると思います」と振り返った。

　続けて１０勝以上する難しさを改めて感じたといい「本当に細かい部分だと思います。それに気持ちの部分もあります。精神力と技術面の全てがかみ合わないと勝てないと思います」と、さらなるレベルアップを誓った。