元関脇・豊ノ島が立飛グループ女子相撲部コーチに就任 元世界王者・久野愛莉が所属 刈屋氏の紹介で実現
2025年4月16日（水）8時2分 スポーツニッポン
大相撲の元関脇でタレントの豊ノ島（41）が14日までに自身のインスタグラムを更新。立飛グループ女子相撲部のコーチに就任したことを明かした。
立飛グループは、2023年世界選手権女子無差別級優勝などの実績を持つ久野愛莉（26）が所属する女子相撲の実業団チーム。元NHKアナウンサーで立飛ホールディングス執行役員スポーツプロデューサーを務める刈屋富士雄氏（65）の尽力もあり、昨年4月に発足した。豊ノ島のコーチ就任も、刈屋氏の紹介によるもの。豊ノ島は現在、週1回程度まわしを締めて指導に当たっているという。関脇まで上り詰めて角界を盛り上げた名力士と女子世界チャンピオンの“豪華タッグ”が結成された。
13日、大阪・堺市大浜公園相撲場で開催された国際女子相撲選抜堺大会に久野が出場。豊ノ島と刈屋氏も帯同し、豊ノ島は試合前に胸を出したりアドバイスを送ったりと積極的にコーチ業を務めた。久野は重量級（80キロ以上）と無差別級に出場し、重量級は決勝で世界王者のイワンナ・ベレゾフスカ（ウクライナ＝九州情報大3年）に敗れて準優勝。無差別級は準決勝で、同大会軽量級（65キロ未満）優勝の岸本はな（静岡・飛龍高3年）に敗れて3位だった。
立飛グループ女子相撲部は現在、部員1人。豊ノ島はインスタグラムで「興味のある方はぜひ立飛グループ女子相撲部へ来てください！一緒に強くなりましょう！」と女子相撲の普及を呼びかけた。刈屋氏によると、後日記者会見と稽古の公開が行われる予定という。
