浦和スコルジャ監督 広島に勝てば首位の可能性も「首位からは遠い。口にしない方が」
2025年4月23日(水)14時54分 スポーツニッポン
浦和のマチェイ・スコルジャ監督(53)が23日、次節のホーム広島戦(25日)に向けてオンラインで会見を開いた。
12試合を終えて、首位と勝ち点差2の4位。約2年1カ月ぶりの4連勝が懸かる一戦に勝てば他カードの結果試合で首位に立つ可能性もあるが「選手に繰り返し言っているのは今の状況で気を抜かないこと。自信過剰にならないこと。ハードワークをし続けること。まだ首位からは遠いところにいるので、あまり口にしない方がいい。広島戦に集中したい」と気を引き締めた。
それでも指揮官自身の表情は穏やかで「私も人間ですし、勝利した後の方が自信もつくし、より快適な状況になります。(監督に就任した)去年の9月から今まで今のような状況はありませんでした。監督のキャリアの中で最も成功の少ない期間だった。簡単な時期ではありませんでした」と振り返った。
コンディション不良による離脱から22日に合流したFWチアゴサンタナ(32)はこの日もフルメニューを消化。広島戦はFW松尾佑介(27)が1トップで先発することが濃厚だが、指揮官は「チアゴは広島戦には間に合う。相手によってストライカーのタイプを変えることができる状況にある」と語った。