デフハンドボールチーム、健常者の高校生に粘り強く奮闘…主将「攻めも守りもできることを表現」

2025年4月23日(水)18時0分 読売新聞

観客席からは手話による応援も行われた=浦上太介撮影

 11月の東京デフリンピック(読売新聞社協賛)の日本男子代表を目指す「デフハンドボールチーム」が4月19日、東京・ひがしんアリーナでエキシビションマッチを行った。

 リーグHのジークスター東京—福井永平寺ブルーサンダー戦の前座として行われ、東京・小岩高校男子ハンドボール部と対戦、12—19で敗れた。選手たちは、デフリンピックに向けて考案された、身ぶりで応援する「サインエール」を背に最後まで粘り強い戦いを披露した。

 デフハンドボールチームの辻井隆伸主将は、「結果は相手の強く、魅力ある攻撃を受け、及びませんでしたが、攻めも守りもできることは表現できたと思います。我々のチームがこのような環境で試合をしたのは初めてで、幸せなことでした」と日本ハンドボール協会を通じてコメントした。

 選手たちは今後、「味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)」(東京都北区)などで強化を行い、代表入りを目指す。チームはトライアウトなどを実施して、昨夏から活動を始めた。ハンドボール男子は開催国枠でデフリンピックに初出場する。

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