日本代表入りの可能性も!菅原由勢のライバルになり得る二重国籍選手とは?

2025年4月24日(木)11時15分 FOOTBALL TRIBE

菅原由勢 写真:Getty Images

 MF久保建英(レアル・ソシエダ)、MF三笘薫(ブライトン)など攻撃陣が充実している一方で、サイドバックの選手層にやや不安を抱えている日本代表。DF菅原由勢(サウサンプトン)らのさらなる成長や、DF小杉啓太(ユールゴーデンIF)ら次世代の台頭が望まれるが、二重国籍を有する選手も話題に。ネット上では、デンマーク1部リンビーBK所属DFトビアス・ストームに注目が集まっている。


 現在20歳のストームは、身長176cmで右利きのサイドバック。日本とデンマークの国籍を有しており、U19デンマーク代表の一員として、EURO U19予選に参戦したほか、2023年9月の国際親善試合ではU20デンマーク代表デビュー。ただ、2024年3月を最後に年代別代表への招集はない。


 一方、リンビーBKでは下部組織時代から頭角を現すと、2022年8月にデンマーク1部リーグでデビュー。2023/24シーズンには10代ながらもリーグ戦で26試合に出場するなど、成長著しい有望株として名を馳せている。ただ、2024/25シーズンはリーグ戦開幕から8試合つづけてスタメン出場も、9月下旬以降は怪我によりここまで全試合欠場。プレーオフ残り5試合での復帰が期待される。


 デンマークのA代表招集歴はなく、年代別代表戦からも1年以上遠ざかっているだけに、ストームには日本のA代表を選択する可能性が残っている。それだけに、日本のサッカーファン等からは、将来的な日本代表入りを期待する声が上がっている。


 ストームの本職である右サイドバックでは、菅原が1番手だが、同選手は2024年1,2月開催のAFCアジアカップで低調なパフォーマンスに終始。DF毎熊晟矢はAZアルクマールで活躍しているものの、A代表から遠ざかっている。それだけに、菅原とポジション争い可能な選手として、一部ではストームの名前が挙がっているようだ。


 森保一監督はFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選で3バックシステムを採用し、MF堂安律(SCフライブルク)やFW中村敬斗(スタッド・ランス)、三笘など、攻撃的MFを度々ウイングバックで起用している。ただ、4バックシステムというオプションを維持するためにも、小杉をはじめ新戦力の発掘は必要不可欠であるだけに、ストームの今後に注目したいところだ。

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