元ブラジル代表コウチーニョ、バルセロナで不調時に支えられたものとは?

2025年4月24日(木)12時30分 FOOTBALL TRIBE

フィリペ・コウチーニョ 写真:Getty Images

 元ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョが、4月17日に放送されたUK『Premier League Stories』におけるインタビューで、バルセロナ時代(2018-2019)の苦しい時期について振り返った。


 リバプール時代(2013-2018)に圧倒的な存在感を放っていたコウチーニョだが、2018年にバルセロナへ移籍以降のキャリアは思うように進まず。加入からわずか18か月後には構想外となり、バイエルン・ミュンヘン(2019-2020)やアストン・ビラ(2022)など複数クラブを経て、現在はブラジル1部のバスコ・ダ・ガマにレンタル移籍している。


 バルセロナ時代にいては「クラブやサポーター、そして自身の期待にも応えようとしたが、それができなかった」と述べたコウチーニョ。移籍直後の半年間は順調だったが、2018FIFAワールドカップ(W杯)後にパフォーマンスが低下。コンディションが整わず、評価も急落していった。その中で彼を支えたのは家族と信仰だったと明かしている。


 また、ビラ加入の経緯については、元リバプールのチームメイトで当時の監督だったスティーブン・ジェラード監督からの電話がきっかけだったという。しかし、その移籍も成功したとは言いがたい。なお、ビラとの契約はあと1年、2026年の6月30日まで残っている。


 それでもコウチーニョは自らのキャリアに対して「後悔はない」と強調し、「どのクラブでも全力を尽くし、プロフェッショナルであろうとした」と話している。また、現役引退後は自身の財団「フィリペ・コウチーニョ財団」により力を入れ、子どもたちと関わる活動に取り組みたいとの思いを語っている。

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