劇的決勝弾のミランMFトナーリ「決して忘れられない瞬間になった」
2022年4月25日(月)13時2分 サッカーキング
セリエA第34節が24日に行われ、ミランはアウェイでラツィオと対戦。4分にチーロ・インモービレに先制点を許したものの、50分にオリヴィエ・ジルーのゴールで追いつくと、90+2分にズラタン・イブラヒモヴィッチの頭での落としから最後はトナーリが押し込んで勝ち越しゴールをマーク。これが決勝点となり、2−1で逆転勝利を収め、首位の座をキープしている。
劇的決勝弾を挙げたトナーリは試合後、『DAZN』で「これは素晴らしい気持ちだ。悪いスタートを切ってしまったが、僕たちが懸命に働いた結果が出た」と喜びを口にした。
「スタジアムのほとんどがロッソネロ(赤黒)と感じたことは信じられないことで、彼らが来てくれたことには感謝している。サン・シーロでプレーしているような感覚で、後半はそれを見せることができたと思う。これが人生で最高の瞬間の一つであるとは言えないが、間違いなく決して忘れられない瞬間になった。ミランのために得点を挙げることは言うまでもなく、忘れられない気持ちだ」
1試合消化試合数が多いことから暫定2位のインテルに逆転される可能性が残されているミラン。それでも、トナーリはリーグ優勝に向けて「僕たちは1試合ずつこなしていかなければならない。僕たちは今夜ここに来て、僕たちとファン以外は誰も信じていなかったと思う。誰になんて言われようとミランがリーダーで、ミランは強者だ。今はもうそれに慣れている」と語った。