ばんえい帯広競馬場で3頭が馬インフルエンザに感染 開催実施の可否は検討中
2025年4月25日(金)14時17分 スポーツ報知
ばんえい競馬が開催される帯広競馬場
北海道帯広市は25日、ばんえい帯広競馬場(帯広市)で競走馬3頭が馬インフルエンザに感染したことを発表した。
同ホームページで「令和7年度第2回能⼒検査中⽌のお知らせにてお知らせしました体調不良⾺から届出伝染病の⾺インフルエンザの陽性反応が検出されました」と報告。当面は 厩舎エリアなどの消毒、馬主の入場制限といった防疫措置を講じていくが、「競馬については開催実施の可否が決まり次第お知らせいたします」としている。
馬インフルエンザは8日に熊本県の重種馬飼養農場3戸で発生が確認されており、蔓延防止のために熊本県内で予定されていた馬術大会を中止するなどの対応が取られてきた。
馬インフルエンザは発熱を伴う呼吸器疾患で、馬以外には感染しないとされている。国内での馬インフルエンザが発生したのは2008年以来。前年の流行時には8月18、19日の中央競馬開催が中止になっている。