谷口彰悟とシントトロイデンの契約内容報じられる！今夏退団の可能性も？

　日本代表MF藤田譲瑠チマら日本人選手7名を擁するシント＝トロイデンVV（STVV）には、依然としてベルギー2部降格の可能性が残っているだけに、FIFAワールドカップ北中米大会出場を目指す日本代表DF谷口彰悟の去就にも注目が集まる。

　ベルギーメディア『Voetbal』は4月25日、2024年11月から負傷離脱中である谷口の現状について「彼は今週末、チームに復帰予定。しかし、2024/25シーズンの残り試合でプレーする可能性は低い。STVV指揮官は谷口のコンディションを確かめたいと考えている」とリポート。谷口の目標が2026年のW杯出場であることを伝えた上で、STVVと同選手の契約内容について「もう1シーズン契約が残っている」と綴っている。

　谷口は2024/25シーズン序盤から守備陣の中心選手として活躍したが、2024年11月8日の第14節メヘレン戦でアキレス腱を断裂し手術。同選手が離脱してからチームは失速し、16クラブ中14位でレギュラーシーズンを終えた。また、下位4クラブによるベルギー1部残留プレーオフではここまで2勝1分。2部自動降格ラインから勝ち点4差と、残り3試合の結果次第では降格となる。

　STVVは2部降格となれば、主力選手の退団は避けられない見通し。2026年6月まで契約が残っている谷口についても、他クラブからのオファーや本人の意向次第では放出に踏み切る可能性は十分考えられる。

　かつて川崎フロンターレのキャプテンとして、J1リーグや天皇杯を制し、日本代表の一員として2022年のカタールW杯の舞台に立った谷口。2025/26シーズンでの復帰に向けてコンディション回復を最優先しているとみられるが、同選手の去就はSTVVの成績に左右されるかもしれない。