存在感を高める鹿島MF舩橋がプロ初得点に意欲「ゴールを奪えるボランチがいいボランチ」
2025年4月26日(土)17時22分 スポーツニッポン
鹿島のMF舩橋佑(22)が名古屋戦から一夜明けた26日の練習後に取材に応じ、プロ初得点に意欲を示した。
「どのポジションもそうですけど、鬼さん(鬼木監督)から“ゴールを狙え”とよく言われる。特に自分はゴールを奪えるボランチがいいボランチだと思っている。そこを意識して今後もやっていきたい」
名古屋戦は岡山戦に続いて2試合連続の途中出場。後半開始からピッチに立つと、テンポ良くパスをさばき、前半は停滞していた攻撃のリズムを変えた。出場直後に打った強烈なミドルシュートは枠の右に外れたが、「もっとゴールに関わっていきたいと思ったし、ああいうシュートで流れは変わる」と確かな感触を得た。
下部組織からトップ昇格して5年目。柴崎、知念、樋口、三竿ら多士済々のボランチ陣の中で、存在感は日に日に高まっている。鬼木監督も「積極性を表現できる選手の一人」と目を細める22歳。「試合に出て経験して、少しずつ自信はついているし、その中でやれることが増えている」と充実感をにじませた。