【香港・クイーンエリザベス2世C】タスティエーラが父も制した香港で復活V プログノーシス2着で日本勢ワンツー
2025年4月27日(日)18時2分 スポーツ報知
クイーンエリザベス2世カップはレーン騎手騎乗のタスティエーラが制覇(カメラ・高橋 由二
◆第51回クイーンエリザベス2世C(4月27日、香港・シャティン競馬場・芝2000メートル)
2度目の香港挑戦で、ダミアン・レーン騎手が騎乗したタスティエーラ(牡5歳、美浦・堀宜行厩舎、父サトノクラウン)が1着でゴール。23年日本ダービー以来となる勝利で、G1・2勝目を挙げた。
同馬は22年11月に東京でデビュー。ダービー後は6戦連続でG1に出走していたが、同年の菊花賞、昨年の天皇賞・秋の2着が最高。初の海外遠征となった前走の香港Cでは、ロマンチックウォリアーの3着に敗れていた。
ダミアン・レーン騎手とはダービーを含めG1を2勝と相性は抜群。名手の導きで、父サトノクラウンが16年に香港ヴァーズを制したシャティン競馬場でのタイトルを手にした。
日本調教馬のVは、21年ラヴズオンリーユー以来4年ぶり。
4度目の香港挑戦で、ジェームズ・マクドナルド騎手が騎乗したプログノーシス(牡7歳、栗東・中内田充正厩舎、父ディープインパクト)は3年連続の2着。4度目の海外挑戦で、川田将雅騎手が騎乗したリバティアイランド(牝5歳、栗東・中内田充正厩舎、父ドゥラメンテ)は最後の直線で競走を中止した。