レギュラーシーズン１位・大阪マーベラス逆転勝利で決勝進出へ　パリ五輪代表・林琴奈、田中瑞稀が活躍！デンソー敗れる

ストレート勝ちでチャンピオンシップ決勝進出を決めた女子バレー大阪Mの（左から）リセ・ファンヘッケ、東美奈、林琴奈、田中瑞稀主将

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◆バレーボール大同生命ＳＶリーグ女子▽チャンピオンシップ準決勝第３戦　大阪Ｍ　３　（２５—１７、２５—２０、２５—１２）　０　デンソー（２７日、パナソニックアリーナ）

　初代女王を懸けたチャンピオンシップ（ＣＳ）準決勝第３戦が行われ、レギュラーシーズン（ＲＳ）１位の大阪Ｍが４位のデンソーを破り、決勝進出を決めた。

　第１セット（Ｓ）はブレイクを重ね、リードを広げると２３—１６ではパリ五輪代表の林琴奈が左からストレートにスパイクを決め、マッチポイント。最後は相手のアタックミスで１セット目を先取した。

　第２Ｓは５—７から林が得点すると、サーブでも追加点を挙げ、同点に。次プレーではバックアタックを決め、逆転すると、再びサーブで得点し、林が４連続得点と活躍。さらに、攻守の要でもある田中瑞稀主将もチャンスで確実に得点を奪い、最後は相手のサーブミスで２—０とした。

　第３Ｓは７—７から、林のスパイクで流れをつかみ、４連続得点。さらに、林、田中が得点を量産し、６連続得点とデンソーを突き放した。２４—１２で最後は田中のサービスエースで勝利が決まった。準決勝第１Ｓは０—３で落とし、崖っぷちとなったが、第２戦で１—１と逆王手。第３戦は３—０のストレート勝ちで決勝進出を決めた。

　◆大阪マーベラス　２０１９—２０、２０—２１年で連覇を達成したＶリーグ３度優勝の強豪。昨年は全勝でレギュラーラウンド１位通過するも、決勝で敗れ準優勝だった。今シーズンは新リーグ「ＳＶリーグ」参入に伴い、ホームタウンを大阪市に設定し、チーム名を「ＪＴマーベラス」から「大阪マーベラス」に変更。今季は４４試合で３７勝７敗でＲＳ１位。