森保監督 奄美大島で熱血指導「サッカーは歩いてやるスポーツなの?」脱ぎたて靴下までプレゼント

2025年4月27日(日)17時53分 スポーツニッポン

 サッカー日本代表の森保一監督(56)が27日、鹿児島県奄美市内で地元の中学生ら約120人を熱血指導した。

 序盤は遠目からゲーム形式を見守っていたが、闘争心が見られない状況を見かねて練習をストップ。選手を集め「サッカーは歩いてやるスポーツなの?もっと激しくやるところを見たい。歩いているところは見たくない」と語気を強めて鼓舞。その後は選手たちが見違えるような動きになり「ブラボー!」を連発した。

 約2時間の練習後は「ミスをしてもいいから失敗を恐れずにチャレンジしてほしい。楽しむこと忘れずに可能性を信じて頑張って下さい」とアドバイス。ピッチから約50メートル離れたスタンドに陣取る保護者に向かい「保護者の皆さんもいつもお疲れさまでーす!」と大声を張り上げてねぎらう場面もあった。

 最後はじゃんけん大会を実施して勝者にサイン入りユニホームをプレゼント。予定枚数に達した後も、子供たちにねだられて、その場で脱いだスパイク、靴下までプレゼントする大盤振る舞いを見せた。はだしで取材に応じた森保監督は「最初はよそ行きの顔をしていたので、途中で1回集めさせてもらって“チャレンジするところを見たい”を言いました。後半は生き生きとプレーしてくれていたので、凄く来て良かったと思います」と笑顔。未来ある子供たちに本気でぶつかる姿勢が10年、20年後の日本代表を強くする。

スポーツニッポン

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