阪神 元気な岡田節にSNSも大盛り上がり、入院明けの語録をたっぷりと
2025年4月27日(日)18時35分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 阪神1—2巨人(2025年4月27日 甲子園)
体調を崩し、甲子園開幕などのレジェンドセレモニーを欠席してきた阪神・岡田彰布オーナー付顧問(67)が27日、朝日放送の中継の特別ゲストとして、元気な姿と声を届けた。
吸入器を持参して球場入り。それでも恩師でもある吉田義男氏の追悼試合で熱く岡田節を披露。SNSも盛り上がった。岡田氏は、開幕直前の3月25日、吉田義男氏の「お別れの会」での弔辞で「監督、大事な時に声、出ないんです。体調を壊して」と体調不良を打ち明けた。3月28日にマツダスタジアムの広島—阪神、開幕戦を解説した。その後に体調を崩し、京セラドームの阪神主催試合開幕、甲子園開幕のレジェンドセレモニーを欠席。球団関係者によると、今月22日に退院した。
▼吉田さん追悼試合「吉田さんのときに日本一をさせてもらって、そのあとの付き合いも長かった。永久欠番になるの遅かったよね。監督退任してからやから。入団のときには23が空いてて、23という選択肢もあったんや」
▼チームの好調「投打ともに今週良くなってきた。勝ってるときはあんましいらんことをしたらあかん。負けてるとエンドランで2、3点取ろうとして流れが悪くなる。投手がええし、いいときは1点ずつでいい」
▼打線について「近本が出るから先に点取れるよね。打線は森下3番の方がええ。左3人並ぶより、この方がいい。輝はいいスタートやけど、まだ先は長い。調子の波を少なくしないといけない。大山は一番心配やね。まだ本人もそんなに納得してないと思う。年長者だから一番きついところを任されている」
▼先制シーン「浜風でレフトからスローすると、なかなかストライクがこない。ワンバンすると、なかなかアウトにならんからね」
▼伊原「投げっぷりがいい。身長みたら23が一番似合っている。左だけど、吉田さんの感じを受けるね。7回までいけば十分。いずれはもっと投げないといけない投手になる」
▼伝統の一戦「今はビジターもそんなにやりにくくないけど、昔はヤジもすごかった。相手は嫌だろうなと思っていた。外野をランニングしてたら、いろんなものも飛んできた。今はそんなことないけど」
▼大山FA「どうなるか見守ってきたけど、残って良かった。巨人に行ってたら甲子園来れないですよ。来るんだけど、やっぱりきついですよね。投手は週1やけど、野手はきつい」
▼輝の意外な事実「12球団の4番で輝だけが死球がない。なんでか分からんけど、そんなに厳しいインコースが来てないということ。だから外角をしっかり打てばと思う」
▼藤川監督に「戦力を把握してきたと思うし、これからそんなにやることはないんじゃないかな。いらんことをする必要もない。ドンと構えて采配するのがいい。もう奇襲とか考えなくていいと思う」
▼連勝ストップ「岩崎は最後真っすぐが甘くなったね。両方ともチャンスがある試合で、ブルペン勝負で負けたのは痛い。ヒット4本か、打つ方でチャンスなかったな。きのうまでうまく点が取れたけど」