【ラグビー女子日本代表】格上米国に史上初の勝利で8月開幕のW杯へ弾み ハプニングも乗り越える
2025年4月27日(日)12時6分 スポーツニッポン
◇ラグビー女子テストマッチ 日本39—33米国(2025年4月26日 米カリフォルニア州ロサンゼルス ウォリス・アネンバーグ・スタジアム)
世界ランキング12位の女子日本代表サクラフィフティーンは、同9位の米国を39—33で破った。両国の対戦は昨年8月17日以来5度目で、日本の勝利は初めて。敵地で見事に格上を破り、8月22日に開幕するW杯イングランド大会へ弾みを付けた。
前半は3トライを奪って19—21で折り返した日本は、後半も先にスコアされながらも同10分にFL長田いろはのトライで食らい付く。再び7点を追う同21分には、WTB松田凜日がこの日2トライ目で2点差に。4分後にはSO山本実のPGで逆転に成功すると、さらに代表初キャップの垂門奈々にもトライが生まれ、米国を突き放した。
後半12分ごろにはピッチの散水装置が突然作動し、試合は約10分間中断に。その影響で後半終盤は薄暗い中で行われるハプニングにも見舞われたが、見事に大きな白星を手に入れた。