渋野日向子は今季ワースト『78』で後退「見苦しいゴルフ」

渋野日向子は「78」で順位を落とした（写真は2日目）（撮影：GettyImages）

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＜ブラックデザート選手権　3日目◇3日◇ブラックデザート・リゾートGC（ユタ州）◇6629ヤード・パー72＞

米国女子ツアー新規大会の第3ラウンドが進行している。渋野日向子はスタート2ホールでダブルボギー、トリプルボギーを叩き、前半は4オーバー。後半でも延ばしあぐね、トータル3アンダー・62位タイでホールアウトしている。

午前中は穏やかな気候だったが、渋野がスタートするときには天候が急変。強風が吹く中で放ったティショットは左へ。3打目でグリーンに乗せたが、3パットを喫してダブルボギー。2番でもトリプルボギーを喫し、スタート2ホールで“+5”と出鼻をくじかれた。

3番ホール以降は天候が回復し、6番パー4では初バーディを奪取。だが、パットがショートする場面が目立ち、後半では13、15、17番でボギーを喫するなど巻き返せなかった。序盤で乱れたリズムを取り戻せず、今季自己ワーストの「78」で大きく順位を落とした。

ホールアウト後、大会を放送するWOWOWのインタビューでは「見苦しいゴルフをしてしまって、申し訳ない。出だしでかなり手こずってしまったので、最後までどうしていいか分からない感じでした」と肩を落とした。

「1、2番が一番苦手なホールなので、余計に焦ってしまった。最悪なスタートだったと思います。心の整理が最後までできなかった。しっかり切り替えて、あした頑張ります」と前を向いた。

竹田麗央は「65」をマークし、日本勢最上位のトータル12アンダー・6位タイ。山下美夢有は「66」で回り、トータル11アンダー・10位タイでホールアウトしている。

先週に海外メジャーを制した西郷真央は5つスコアを伸ばし、トータル8アンダー・28位タイ。古江彩佳と勝みなみはトータル7アンダー・35位タイ、馬場咲希はトータル6アンダー・45位タイでラウンドを終えている。

トータル18アンダー・単独首位にユ・ヘラン（韓国）。2打差2位タイにはイン・ルオニン（中国）とエスター・ヘンセライト（ドイツ）が続いている。