【天皇賞・春】Vチューバー・エクア マイネルエンペラーは“隠れステイヤー”バテないタフさ魅力

2025年5月4日(日)5時30分 スポーツニッポン

 こんにちは、エクアです。距離適性が重視される現代の競馬では、天皇賞・春は特殊なG1です。過去10年の勝ち馬でレインボーライン、フィエールマン、ワールドプレミア、まだ現役ですがジャスティンパレスとテーオーロイヤルは、他に2500メートル以下のG1に勝ち鞍がありません。ステイヤーが輝く舞台であると同時に、3000メートル以上の距離は施行数が少なく、秘されたステイヤー資質が判明することもあります。初距離ながら走ったら強かった…という結果。近年というほど新しくはありませんが、09年勝ち馬マイネルキッツ、14年同フェノーメノが初の3000メートル以上でステイヤー性能を証明しました。

 今年の天皇賞・春は、この“隠れステイヤー”に票を投じたいと思います。

 ◎マイネルエンペラー。

 1勝クラスと2勝クラスを連勝しましたが、3勝クラスを卒業するまでに9戦。4歳1月を3勝クラスで迎えて、勝ち上がったのは12月。およそ1年がかかりました。しかし、3勝クラスを卒業してからは日経新春杯3着、日経賞1着とそれまでのジリっぽさと打って変わった躍進。条件級の勝ち上がりに苦労しつつ重賞戦線で即通用の戦績は、いかにも遅咲きのステイヤーらしい。清水久師はこの馬を「エンジンのかかりが遅い」「長く脚を使える」「スタミナがある」と評し、長距離への適性を示唆しています。

 3勝クラスを勝ちあぐねたジリっぽさが、天皇賞・春ではバテないタフさに転化。坂の下りで仕掛けて追い通しでの押し切りを期待します。パカラッチェ!(Vチューバー)

◎(11)マイネルエンペラー

○(3)ブローザホーン

▲(8)ショウナンラプンタ

☆(5)サンライズアース

△(6)ヘデントール

△(13)ジャスティンパレス

△(14)ビザンチンドリーム

スポーツニッポン

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