「ダッグアウトに戻るのが待ちきれなかった」衝撃9号2ランよりも大喜び…“後輩ルーキー”を祝福する大谷翔平の人柄
2025年5月6日(火)9時47分 ココカラネクスト

大谷が9号2ランを放った。キム・ヘソンのメジャー初安打も祝福(C)Getty Images
ドジャースの大谷翔平が現地時間5月5日(日本時間6日)、敵地でのマーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場し、5回の第3打席で9号2ランを放った。
【動画】大谷翔平が“後輩ルーキー”を祝福!大喜びのシーン
この回、キム・ヘソンがメジャー初安打を放ち、二塁へ盗塁を決めた。無死二塁となり、右翼席へ強烈な打球でスタンドまで運んだ。打球速度は189.7キロで今季MLB最速となる。
大谷にとってマイアミのローンデポ・パークは特別な場所でもある。昨年9月19日の試合で3打席連続本塁打を含む6打数6安打10打点2盗塁をマークし、史上初の「50—50」を達成した地だ。
さらに2023年にはWBCで世界一をつかんだ縁起のいい場所でもあり、これで5年連続2ケタ本塁打まであと1本となった。
ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は自身のXで、「ショウヘイ・オオタニはドジャースのために2ランを打ったが、キム・ヘソンのメジャーリーグ初ヒットを祝うためにダッグアウトに戻るのが待ちきれなかった」と綴り、大谷が“後輩ルーキー”であるキムを祝福する映像を添えて投稿している。
9番・キム、1番・大谷のアジア人コンビによる得点。大谷の人柄があふれるこんなシーンも、今後多く見られるかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]