メルセデスF1、現在在籍のドライバー以外は検討外と示唆。「ハミルトンとボッタスのサポートが最優先」

2018年5月7日(月)11時34分 AUTOSPORT web

 メルセデス・モータースポーツのトップであるトト・ウォルフは、チームは現在のところ、来シーズンに向けて3人目のドライバーを検討してはいないと話している。


 異例のことながら、メルセデスは2019年に向けていまだひとりのドライバーとも契約を交わしていない。ルイス・ハミルトンとは話し合いを行なっている最中であり、バルテリ・ボッタスの将来についても、シーズン終盤まで決定はないと見られている。


 パドックの関係者らは、ダニエル・リカルドがレッドブルを離脱してメルセデスに加入する可能性について噂しているものの、2019年のラインナップに関しては、現状の安定したドライバーたちで構成するとウォルフは示唆している。


「現状、メルセデスの外部のドライバーは検討していない。なぜなら、まずは私たちの擁するふたりのドライバーのサポートをすることが必要であり、これが優先事項だからだ」とウォルフは述べ、以下のように続けた。


「自分の妻に満足していれば、他の誰かを探す必要などないだろう! 私たちにはふたり、または3人の妻(エステバン・オコン)がいる。それ以外については目を向けていない」


「あと何戦か見てみよう。ヨーロッパラウンドが始まり、カナダへ行き、熱狂的な7月を迎える。そのころには、より良い考えを得られているだろう」


 フォース・インディアのオコンに加えて、メルセデスにはパスカル・ウェーレインやジョージ・ラッセルといったリザーブドライバーも在籍している。


 ラッセルが現在優先すべきは今季のF2選手権で優勝することである。彼が成功を納めれば、たとえ2019年にメルセデスF1に乗ることができなくとも、フォース・インディアのシートを得る可能性がある。


 しかしながら、メルセデスでのハミルトンとボッタスの体制が維持されれば、フォース・インディアのペレスとオコンのコンビも継続となりそうだ。


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