藤田かれんが2差3位発進 「去年とは違って、大きく成長した」 飛距離UPでパー5の2オンに自信
2025年5月8日(木)20時0分 スポーツ報知
2番ティーショットを放つ藤田かれん(カメラ・、山崎 賢人)
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第1日(8日、茨城GC東C=6675ヤード、パー72、報知新聞社後援)
プロ4年目の藤田かれん(ライク)が1イーグル、2バーディー、ボギーなしの68をマークし、首位と2打差の3位と好発進を切った。「攻めたい気持ちはあったが、グリーンが硬くて速いので、短い番手とパー5だけ攻めて、メリハリがついて良かった。去年とは違って、大きく成長した」と振り返った。
2つ伸ばし迎えた最終18番パー5。ピンまで247ヤードで3ウッドを振り抜いた。ピン5メートルに2オンし、イーグル締め。「昨年だったら(第2打で)乗らなかった」というホールで積極的に2オンにトライ。今季の平均飛距離は252・75ヤードで6位と、昨年から約5ヤード伸びたことが、大きな自信となり最高の締めくくりとした。
飛距離が伸びた要因にはクラブの変更と、オフに取り組んだスイング改造を挙げた。3番以外のウッドをPING社の「G440」にモデルチェンジ。スイング面では軸がぶれないよう意識している。「打点が良くなって、アイアンのミート率も上がった」と芯にあたり、飛ぶようになったと話した。
昨季は終盤戦まで初シード獲得の可能性を残したが、メルセデス・ランク60位で終了。最終予選会は34位に入り、前半戦の出場権を獲得した。リランキング突破も視野に入れつつとなるが、「リランキングまでと思うとギリギリしか見えてこない。勝ったら今年と来年がシードになるので、勝つことに集中したい」と初優勝を見据えている。