“キューティフル”パク・ヒョンギョン 日本初ラウンドは69「自分で自分を褒めたい」
2025年5月8日(木)14時6分 スポーツニッポン
◇女子ゴルフツアー ワールド・サロンパス・カップ第1日(2025年5月8日 茨城県 茨城GC東C=6751ヤード、パー72)
今季メジャー初戦が開幕し、日本ツアー初参戦のパク・ヒョンギョン(25=韓国)が4バーディー、1ボギーの69で回った。ホールアウト時点で首位と1打差の3位と好位置につけた。
日本ツアーでの初ラウンドを3アンダーで終えた朴ヒョンギョンは「とても満足できた1日だと思う。期待する以上の成績だった。自分で自分を褒めたい。朝起きた時は結構緊張していたけど、実際に打ってみたらボールは安定していた。危ない感じはなくて、ピンを攻略できた」と満足そうに話した。
インから出て11番で1・5メートルにつけてバーディー。12番でボギーを叩いたが、後半の2番で12メートル、3番で5メートルをねじ込んで連続バーディー。最終9番でも7メートルのパットを入れてバーディーフィニッシュした。
アマ時代はナショナルチームで活躍。18年にプロ転向し韓国ツアーで通算7勝を挙げている。モデルばりのスタイルと整った顔立ちで人気もツアー屈指。「キュート」と「ビューティフル」を合わせた「キューティフル」と呼ばれている。
日本での知名度はまだ高くないが、同組の菅楓華、安田祐香とともに多くのギャラリーを引き連れてラウンド。「ボギーだろうが、パーだろうが、凄く拍手してくれる。その拍手を聞くたびに自信がどんどん上がった。そういうギャラリーの文化に感動した」と日本式の応援に感銘を受けたようだ。
2日目に向けて「明日は午後が風が強いと思うから、計算しながらやりたい。バーディーをたくさん取ることは考えず、まずは打数を失わないようにキープしていきたい」と力を込めた。日本ツアー初参戦初優勝の快挙に向けて堅実なプレーを心掛ける。