東洋大の柳田大輝 追い風参考ながら１００Ｍ９秒９５「次は公認で出したい」 関東学生対校
2025年5月9日（金）15時1分 スポーツ報知
関東学生対抗選手権の男子１部１００メートルで優勝した東洋大の柳田大輝
◆陸上 関東学生対校選手権第２日（９日、相模原ギオンスタジアム）
男子１部１００メートル決勝が行われ、東洋大の柳田大輝（４年）が追い風４・５メートルの参考記録ながら９秒９５の好タイムで優勝した（公認記録は追い風２メートル以内）。２位の早大・関口裕太（３年）は１０秒０２、３位の東洋大・大石凌功（３年）は１０秒０４だった。
昨年のパリ五輪４００メートルリレー代表の柳田は公認記録では日本歴代７位の自己ベストを持つ。「きょうは良かったと思いますが、やっぱり次は公認で出したいです」と意欲的に話した。
学生の大会では常に優勝候補筆頭に挙がる。「決勝前から良い感じだったので、調子が良いから行けるだろう、とは思いつつ、やっぱり勝つだろうというふうには見られていたので、そこは葛藤。そういう時に、どれだけ自分の走りに徹することができるかが大事。それが実際できて良かった」と柳田は納得の表情で話した。
今後、７月の日本選手権から９月の東京世界陸上、そして、公認記録で９秒台を目指す。
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