鈴木誠也が4年連続2桁本塁打 10号2ランでリーグ2位の34打点 カブス勝利でNL中地区首位を堅守

2025年5月13日(火)11時23分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ カブス—マーリンズ(2025年5月12日 シカゴ)

 カブスの鈴木誠也外野手(30)が12日(日本時間13日)、本拠でのマーリンズ戦に「3番・左翼」で先発出場。4年連続の2桁本塁打となる10号2ランを放つなど3打数1安打2打点でチームの勝利に貢献した。

 初回の第1打席は相手先発・クワントリルに三邪飛に打ち取られた。4回の第2打席は相手右腕の2球目が顔面付近に大きく外れ、思わずのけぞる場面も。その後、冷静にボール球を見極め、四球で出塁した。ただ、2死から二盗を試みたが、アウトとなり好機を広げることはできなかった。

 それでも3—0の5回2死三塁の第3打席でフルカウントから相手2番手左腕・ベネジアーノの6球目、92・9マイル(約149・5キロ)直球を捉え、右中間席に10号2ラン。メジャー移籍初年度から4年連続の2桁本塁打を記録し、ダイヤモンドを一周しながら両手を2度突き上げるバンザイポーズを見せ、喜んだ。

 4年連続2桁本塁打は大谷翔平(ドジャース)に続き日本人2人目となった。大谷は18、19年に2桁本塁打を記録も20年はコロナ禍で短縮シーズンとなった影響もあり、7本止まり。21年から再び今季まで5年連続で10本塁打以上を放っているが、メジャー移籍初年度から4年連続は鈴木が初めて。3年連続2桁本塁打は松井秀喜福留孝介も記録している。

 鈴木は今月1日(日本時間2日)のパイレーツ戦で今季2度目となる2打席連続アーチを記録し、2桁本塁打に王手をかけたものの、その後は不振。9日(同10日)まで3試合連続ノーヒットに終わるなど苦しんだが。10日(同11日)にメッツ戦で2安打を放ち、復調気配を見せていた。ただ、前日11日(同12日)の同戦は再び無安打だった。

 この日の2ランで今季34打点とし、アロンソ(メッツ)の36打点に続き、リーグ2位に浮上した。

 チームはマーリンズとのカード初戦をものにし、勝利。同じナ・リーグ中地区のカージナルスが1ゲーム差で猛追する中、この日、フィリーズに競り勝ち9連勝。それでもカブスも負けじと白星を掴んで首位を堅守した。

スポーツニッポン

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