セルティックス悪夢...“エース”テイタムが右アキレス腱付近負傷 逆転負けでNBA連覇へ“崖っぷち”

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　◇NBAプレーオフ　東カンファレンス準決勝・第4戦　セルティックス113ー121ニックス（2025年5月12日　マジソン・スクエアガーデン）

　NBAセルティックスは、12日（日本時間13日）に東カンファレンス準決勝第4戦でニックスと対戦。第4Qにエースのジェイソン・テイタムが右アキレス腱付近を負傷。チームも最大15点差をひっくり返されて逆転負け。対戦成績1勝3敗で連覇へ黄信号が点灯した。

　本拠地での第1戦、第2戦でまさかの逆転負けで2連敗を喫した昨季王者のセルティックス。敵地に移動して迎えた第3戦で今シリーズ初勝利を飾った。

　第4戦は第1Q開始早々から13—4のランで最高の立ち上がりを見せた。しかしその後0—11のランをくらって、接戦に持ち込まれる中でエースのジェイソン・テイタムが3連続3Pシュートを決めて、第1Qは39—28とリードして終えた。第2Qもリードを守り切って、前半は62—51と11点リードで折り返した。

　第3Qは最大15点差までリードを広げたが、相手の猛追を抑えきれず残り32秒で逆転を許した。

　さらに第4Qに悪夢が待っていた。残り2分58秒で、チーム最多42得点の大活躍を見せていたテイタムが、ルーズボール争いのところで右アキレス腱付近を負傷。もん絶するテイタムはトレーナーに抱えられて控え室へ向かった。コートから姿を消すと、控え室手前の通路の時点で車椅子に乗る姿も映像ではとらえられていた。

　セルティックスは逆転負けで第4戦を落とした。対戦成績1勝3敗で連覇に向けて追い込まれた。そしてテイタムのケガの続報にも注目が集まる。