オリックス・九里 力投も暗転...7回に2ランスクイズ許すなど一挙5失点

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　◇パ・リーグ　オリックス—日本ハム（2025年5月13日　エスコン）

　オリックス・九里は力投むなしく、7回途中8安打6失点で降板した。

　3回1死二塁で五十幡に先制の中前適時打を献上。それでも乱れることなく、内角を強気に攻める投球を主体に6回まで3安打1失点投球。日本ハム・伊藤とのしびれる投手戦を繰り広げた。

　暗転したのは7回。1死から3連打で満塁を背負い、伏見に初球を中前適時打されて2失点目。さらに満塁の場面で五十幡がスクイズを敢行し、九里自ら打球を処理も本塁に返球できず。一塁送球がセーフになる間に二走も生還を許すツーランスクイズを決められ、ここで岸田監督が交代を告げた。

　2番手・山崎が2死二、三塁で2点適時打を浴び、この回一挙5失点。毎回の9奪三振も実らず、右腕はベンチで何度も顔を覆った。