ドジャース激震! 中5日登板直後のIL入りで米メディアが懸念する佐々木朗希の“耐久性”「日本でも唯一のネックは怪我だった」

2025年5月14日(水)11時41分 ココカラネクスト

15日間の故障者リスト入りが決まった佐々木。(C)Getty Images

 米球界に激震が走った。

 現地時間5月13日、ドジャースは佐々木朗希が右肩の「インピンジメント症候群」のために故障者リスト(IL)入りしたと発表した。負傷者が続出するチーム状況を考えれば、小さくない痛手となった。

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 今月9日に敵地で行われたダイヤモンドバックス戦で、プロキャリア初となる中5日で先発マウンドに上がった佐々木は、5回途中5失点と“炎上”。生命線となる4シームの平均球速は94.8マイル(152.5キロ)と低下し、100マイル(約160.9キロ)を超える剛速球は鳴りを潜めていた。

 ブレイク・スネルやタイラー・グラスノーら13人もの投手が離脱する事情もあって、中5日での起用をされた佐々木。その直後の故障離脱とあって、彼の身体の耐久性への懸念は広まっている。

 米メディア『Fan Sided』は「彼(佐々木)は腕の痛みに悩んでいた。これこそ速球が期待通りの球速に達していない理由かもしれない」と、問題視されてきた“球速減退”の原因が今回の故障に関係していると論じた。

 また、MLBの移籍情報を日夜発信している専門サイト『MLB Trade Rumors』も「ササキが思い描いていたメジャーリーグでの始まるとは明らかに違う」と断言。「彼は依然としてメジャーリーグで最も才能ある若手投手の一人」としつつ、「NPBでの昨シーズンも111イニングの登板にとどまり、肩の疲労にも悩まされていた。彼にとって唯一のネックとなったのは怪我の履歴だった」と指摘している。

 NPBでも5年のキャリアで規定投球回に達した経験はなかった。そうした実績から考えれば、環境がガラリと変わるメジャーで馴染むのは時間を要するのは必然。今回の離脱も“起こり得るべくして起きた”と言えるのかもしれない。

 この挫折からいかに這い上がるか。今まさに真価が問われている佐々木の成長に注目だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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