フェイエノールト移籍破談も。FC東京出身のヘント渡辺剛は「ほとんど価値ない」

2025年5月14日(水)5時24分 FOOTBALL TRIBE

渡辺剛 写真:Getty Images

 ベルギー1部KAAヘント所属の日本代表DF渡辺剛には、複数クラブからの関心が報じられていたが、FW上田綺世擁するオランダ1部フェイエノールトへ移籍する可能性が消滅した模様。現地では、渡辺の現状について報じられている。


 4月末にフェイエノールト移籍の可能性が取りざたされていた渡辺。同クラブは移籍金1,000万ユーロ(約16億3,100万円)でオファーを提示したとみられていたが、オランダ『FR12』は5月13日に「フェイエノールトは渡辺の獲得を断念。ヘントとの交渉が破談に終わった」とリポート。これによると、フェイエノールトは移籍金数百万ユーロで同選手の獲得を打診も、ヘントの要求額が高いことを理由に、クラブ間合意は不可能と判断したという。


 そんな渡辺について、同メディアは「彼は2024年夏、ボローニャに行くこともできたが、彼らに1,000万ユーロも支払うつもりはなかった」と、幻のセリエA移籍を伝えると、「彼は現在28歳であり、ほとんど価値はない。2年後には30歳になるので、その時にはもうほとんど何も得られなくなる」と、年齢面をもとに同選手の市場価値が下落したという見方を示している。


 一方、ベルギーメディア『Het nieuwsblad』は5月1日に「渡辺はよりレベルの高いクラブでプレー可能」との見解を披露。ただ『FR12』と同じく、20代後半という年齢がネックになっているとの指摘も忘れなかった。


 FC東京下部組織出身の渡辺は、2021年12月にFC東京からKVコルトレイクへ完全移籍。コルトレイク時代の2022/23シーズンにベルギー1部リーグ全試合でフィールドプレーヤー唯一のフルタイム出場を達成するなど、ベルギーで実績を積み重ねてきたが、2024年1,2月のAFCアジアカップを最後に日本代表の招集から遠ざかっている。ヘントと2027年6月まで契約を残している同選手の今後に注目が集まる。

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