ソシエダ久保はフル出場もシュートなし 6戦勝ちなしのチームは来季欧州カップ戦出場が絶望的に
2025年5月14日（水）10時13分 スポーツニッポン
◇スペイン1部 Rソシエダード0—1セルタ（2025年5月13日 スペイン・サンセバスチャン）
レアル・ソシエダードのMF久保建英はホームのセルタ戦にフル出場したが、チームは0—1で競り負け、来季欧州リーグ出場の可能性が消滅した。
12位のRソシエダードは欧州リーグ出場圏の7位セルタとの勝ち点差を縮めるチャンスだったが、敗戦を受けて残り2試合で勝ち点9差に拡大。リーグ戦6試合勝ちなしで欧州カンファレンスリーグ出場圏の8位ラヨ・バリェカノとも勝ち点4差で、バリェカノが15日のベティス戦に勝てば、欧州カップ戦出場の可能性が完全になくなる。
前節10日のAマドリード戦で4失点を喫した前半限りでベンチに下がった久保は崖っ縁のセルタ戦で右サイドに入ったが、相手の堅守に苦戦。リーグ戦では3月16日のラヨ・バリェカノ戦以来、8試合ぶりのフル出場を果たしたものの、シュートなしに終わった。
地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアは久保を4点と評価し「久保はトライしたが、うまくいかない。守備を破れない。後半は責任を負ったものの、危険なプレーをつくれず、セットプレーのボールの出し方も悪かった」と指摘。DFエルストンドは「来季欧州カップ戦出場権の獲得はほぼ不可能だ。まだ2試合残っているので、できる限り良い形で終わらせるようにしたい」と語った。
