阪神・藤川監督 4度目の零封負けに「結果だけじゃない」 4回の森下憤死に「特に何もない」
2025年5月15日(木)21時54分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 阪神0—1DeNA(2025年5月15日 横浜)
阪神はハマスタで開幕からの連勝が3で止まった。今季無失点を継続していた及川が8回に牧の中前適時打を許し、18試合目で初めて自責点がつき、敗戦につながった。打線は6回無死二塁、7回2死満塁、9回2死一、二塁とチャンスを作りながら、あと1本が出なかった。
9回に代打の楠本、渡辺が四球でチャンスを作った場面を「いい形だった」と振り返った藤川監督は「まあ野球ですね。相手も素晴らしいチームですから、こういうギリギリの展開になるんですけど、自分たちとしてはいい形を最後にとれたので、それを継続すると、それに尽きますね」と最後まで諦めない姿勢を評価した。
さらに「そうですね。結果以外は。結果だけではないですから、ペナントレースですから。また明日ですね」と語った上で、初自責点の及川にも「別に何も悪くないし、結果は後から付いて来るものですから、どうしようと、何をしようとしているかがすごく重要なので、また明日ですね」と勝ち負けに一喜一憂しないスタイルを強調した。
4回無死一、二塁で大山の左飛でタッチアップを狙った森下の走塁にも「特に何もないです。はい。以上です」と藤川監督は敗因とはしなかった。