山本由伸が3回に同点2ラン被弾 23歳ア軍スター候補に一発浴び悔しさにじませる
2025年5月15日(木)11時56分 スポーツニッポン
◇インターリーグ ドジャース—アスレチックス(2025年5月14日 ロサンゼルス)
ドジャースの山本由伸投手(26)が14日(日本時間15日)、本拠でのアスレチックス戦に先発。3回に同点2ランを被弾した。
初回は前日2発を含む4安打と大当たりした先頭・ウィルソンを遊ゴロに打ち取ると、2番・ソダーストロムを3球三振。3番・ルーカーも1ボール2ストライクから95・4マイル(約153・5キロ)の直球で空振り三振に仕留め、3者凡退に封じた。
2回は先頭・ランゲリアーズに中前打を許したが、後続を断って無失点に抑えた。
ところが、0—2の3回2死一塁でソダーストロムに真ん中付近へ甘く入った初球のカーブを狙われ、中越え2ランを被弾。悔しそうに打球の行方を追った。
ソダーストロムは2020年のMLBドラフト1巡目(全体26位)でアスレチックスから指名され、23年にメジャーデビューしたばかりの23歳。父のスティーブ・ソダーストロムも1996年に3試合ながらジャイアンツで登板した元MLB投手。開幕から19試合で9本塁打を放ち、ア軍のスター候補として将来を期待されている。キャリアハイは昨季の9本塁打で、この日の10号は自己最多となった。
山本は前回8日(同9日)のダイヤモンドバックス戦は自身メジャー初の満塁本塁打を浴びるなど、今季ワーストの5回5失点で3敗目を喫した。
それでもここまで8試合で4勝3敗、リーグ2位の防御率1・80と好調をキープしている。