古巣岡山に影響も!佐野航大の移籍報道過熱「ナイメヘンは…」3クラブ関心か
2025年5月16日(金)11時52分 FOOTBALL TRIBE

マインツ所属MF佐野海舟の実弟であるU23日本代表MF佐野航大は、かつてファジアーノ岡山に在籍。現在、オランダ1部NECナイメヘンでプレーしているが、現地では同選手の去就が話題に。ステップアップ移籍の可能性も取りざたされている。
ナイメヘンと2028年6月30日までの複数年契約を結んでいる佐野の去就を巡っては、2024年夏の時点ですでに欧州5大リーグ挑戦の可能性が伝えられているほか、海外メディア『HierOpZuid』は2025年4月、オランダ1部フェイエノールトやドイツ国内2クラブからの関心を報じていた。
そんななか、ナイメヘンの専門サイト『Forza NEC』は15日、オランダ1部リーグ第33節でFWブライアン・リンセンのゴールをアシストした佐野に対して、「残り3試合でも、これだけのパフォーマンスを発揮することが期待できる」などと評すると、「ナイメヘンはこの夏も佐野を全力で引き留める」と、クラブの意向もあわせて伝えた。
佐野は2023年8月に岡山からナイメヘンへ完全移籍しただけに、ステップアップ移籍となれば、岡山に連帯貢献金が支払われる可能性もある。同選手は2022年から1年半にわたり岡山に在籍。佐野のオランダ国外移籍が実現する場合、岡山は移籍金の0.75%を連帯貢献金として受け取ることになる。
2024/25シーズンのオランダ1部リーグ戦24試合の出場で2ゴール2アシストと、負傷離脱がありながらも一定の結果を残している佐野。海外挑戦以降も着実に成長しているだけに、多くの日本のサッカーファンが更なるステップアップを望んでいるはずだ。