大谷翔平14号ゲットしたファンは「50―50」も現地観戦していた 初の記念球に「とても特別な夜」

2025年5月16日(金)13時2分 スポーツニッポン

 ◇インターリーグ ドジャース—アスレチックス(2025年5月15日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が15日(日本時間16日)、本拠でのアスレチックス戦に「1番・DH」で先発出場。3回の第3打席で2試合連発となる14号本塁打を放った。

 3回の第3打席は1死一、二塁の好機で相手2番手・アレクサンダーの外角チェンジアップを強振。打球はあっという間に左中間席へ吸い込まれた。打球速度102・9マイル(約165・6キロ)、飛距離382(約116・4メートル)、打球角度28度を計測した。

 14本はキャロル(ダイヤモンドバックス)と並び、ナ・リーグ2位で、15本のシュワバー(フィリーズ)に1本差まで迫った。5月に入ってこれで7本目と好調を維持している。

 また、この日は昨季、史上初めて達成した「50—50(50本塁打、50盗塁)」を記念し、自身がスライディングするボブルヘッド人形が配布された。多くのファンが詰めかけた本拠ドジャースタジアムを豪快アーチでさらに沸かせた。

 大谷の14号ホームランボールを拾ったのは、大谷の古巣エンゼルスのお膝元、米カリフォルニア州のオレンジカウンティ在住のジョニー・グラナドスさん(25)。米大手通販サイト「アマゾン」のマネジャーを務めており、自身も過去に12〜13年野球を経験している。住まいはエンゼルスのお膝元だが「エンゼルスは好きじゃない」というグラナドスさんは、月に2回ほどドジャースタジアムに観戦に訪れているが「とても素晴らしい気分です。最高です。今までホームランをキャッチしたことがなかったのに、それが大谷のボールだったんです。だから本当に凄いことです」と興奮気味に振り返った。

 ボールは争奪戦だったようで、どのようにゲットしたかについては「よく分からないです。ただ手を伸ばして、女性の上に手を出して、うまくキャッチできたんです。本当に取れたかどうか、二度確認しました」と説明した。

 昨年9月のマイアミでの大谷の「50—50」も現地観戦しており「実はマイアミに行って実際に現地でそのシーンを見ました。だから今日の試合にも来て、このボブルヘッドを手に入れたかったんです。とても特別な夜です」と満面の笑みを浮かべた。

スポーツニッポン

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