止まらん!大谷翔平が今季初1試合2発 MLB最多タイ15号で年55発ペース ボブルヘッドデー大暴れ
2025年5月16日(金)12時43分 スポーツニッポン
◇インターリーグ ドジャース—アスレチックス(2025年5月15日 ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手(30)が15日(日本時間16日)、本拠でのアスレチックス戦に「1番・DH」で先発出場。4回の第4打席で2打席連発となる15号を放った。
13—2の4回1死一塁で迎えた第4打席、相手2番手・アレクサンダーに対し3ボール1ストライクからの5球目、90・3マイル(約145・3キロ)の速球を捉えると、打球はバックスクリーンへ一直線。15号2ランでさらにリードを広げた。
この一発は打球速度109・6マイル(約176・3キロ)、打球飛距離418フィート(約127・4メートル)、打球角度21度を計測した。
2打席連発、1試合2発はともに今季初めてで15本塁打はフィリーズ・シュワバー、ヤンキース・ジャッジと並んで両リーグトップタイに浮上した。5月はこれで8発目で、シーズンに換算すると年55発ペース。自己最多だった54本塁打の昨季を上回るペースで量産している。
また、この日は昨季、史上初めて達成した「50—50(50本塁打、50盗塁)」を記念し、自身がスライディングするボブルヘッド人形が配布された。
大谷は昨年8月28日のオリオールズ戦で愛犬デコピンとコラボレーションしたボブルヘッド人形配布日に本塁打。今年も昨季MVP獲得を記念し、ボブルヘッド人形が配布された4月2日のブレーブス戦で3号サヨナラアーチを放っており、ボブルヘッド配布試合は“3試合連発”となった。
初回の第1打席は相手先発・ビドの高め95・4マイル(約153・5キロ)にバットが空振りし、三振に倒れた。2回の第2打席は1死一、三塁から右犠飛でリードを拡大。3回1死一、二塁の第3打席は左中間へ2戦連発となる14号3ランを放ち観客を沸かせた。