【全米プロ】久常涼3アンダー68 トップ10圏内でホールアウト
2025年5月16日(金)7時50分 スポーツニッポン
◇米男子ゴルフツアー 全米プロ選手権第1日(2025年5月15日 米ノースカロライナ州 クウェイルホロー・クラブ=7626ヤード、パー71)
今季メジャー第2戦が開幕し、2年連続2回目出場の久常涼(22=SBSホールディングス)が4バーディー、1ボギーの68で回った。ホールアウト時点でトップ10圏内をキープしている。
久常は、トム・ジョンソン(43=米国)、J・T・ポストン(31=米国)と同組でアウトからスタート。。1番でグリーン左のバンカーに打ち込みピンチになったが、7メートルのパットをねじ込んでナイスパーで発進した。
11番でボギーが先行したものの、すぐに巻き返す。12番でティーショットを右に曲げながら4メートルにつけてバウンスバック。パー3の13番では2・5メートルにつけて連続バーディーを奪って貯金を作った。
15番パー5では第2打をグリーン左のバンカーに運び、きっちりと寄せて伸ばすと、17番では10メートル以上のロングパットを放り込んで「グリーンマイル」(死刑台に続く道)と呼ばれる難易度の高い上がり3ホールを1アンダーで切り抜け、68の好スコアをマークした。
本格参戦2年目の今季は3月のバルスパー選手権で4位、4月のテキサス・オープンで5位に入るなどトップ10入り3回と結果を残している。昨年18位と健闘した大会で成長の跡を示したい。