【新潟大賞典】2番人気のディマイザキッドは直線で伸びず8着 岩田望来騎手「ペースが遅すぎた」
2025年5月17日(土)16時57分 スポーツ報知
8着のディマイザキッド(カメラ・荒牧 徹)
◆第47回新潟大賞典・G3(5月17日、新潟競馬場・芝2000メートル、稍重)
春の新潟での名物ハンデ重賞に4歳以上の16頭が出走し、8番人気のシリウスコルト(牡4歳、美浦・田中勝春厩舎、父マクフィ)が先行して押し切り、重賞初制覇を決めた。今年3月に開業の田中勝春調教師は重賞初挑戦V。古川吉洋騎手は21年読売マイラーズC(ケイデンスコール)以来、約4年1か月ぶりの重賞制覇となった。勝ちタイムは2分0秒5。
3番人気のサブマリーナ(武豊騎手)が、メンバー最速の上がり3ハロン33秒8の末脚で追い込んで2着。昨年の天皇賞・春(競走中止)以来、1年1か月ぶりに芝に投入された10番人気のハピ(菱田裕二騎手)が3着。3連単は39万9750円の高配当となった。
岩田望来騎手(ディマイザキッド=8着)「ペースが遅すぎた。馬場はこなせると思っていましたが、状態も前走の方がいいと陣営から聞いていましたし、これは力負けではないです。改めて大きいところを目指していきたいです」
北村友一騎手(オールナット=6着)「イメージ通り、いいポジションを取れた。スローでもかかることなくリズム良く運べて、直線もうまく外に出せたが、伸びがひと息。能力のある馬で結果を出せずに申し訳ありません」
藤岡佑介騎手(カネフラ=7着)「昇級戦だったけど、最後まで伸びてくれました。重賞でもめどの立つ競馬でした」