【新潟大賞典】1番人気は19連敗 レガーロデルシエロは10着に沈む 戸崎圭太騎手「リズム良く行けたけど…」
2025年5月17日(土)16時55分 スポーツ報知
10着のレガーロデルシエロ(カメラ・荒牧 徹)
◆第47回新潟大賞典・G3(5月17日、新潟競馬場・芝2000メートル、稍重)
春の新潟での名物ハンデ重賞に4歳以上の16頭が出走し、8番人気のシリウスコルト(牡4歳、美浦・田中勝春厩舎、父マクフィ)が先行して押し切り、重賞初制覇を決めた。今年3月に開業の田中勝春調教師は重賞初挑戦V。古川吉洋騎手は21年読売マイラーズC(ケイデンスコール)以来、約4年1か月ぶりの重賞制覇となった。勝ちタイムは2分0秒5。
3番人気のサブマリーナ(武豊騎手)が、メンバー最速の上がり3ハロン33秒8の末脚で追い込んで2着。昨年の天皇賞・春(競走中止)以来、1年1か月ぶりに芝に投入された10番人気のハピ(菱田裕二騎手)が3着。3連単は39万9750円の高配当となった。
戸崎圭太騎手が騎乗したレガーロデルシエロ(牡4歳、美浦・栗田徹厩舎、父ロードカナロア)は10着に終わり、1番人気の馬は07年から19連敗となった。なお、1番人気で最後に勝ったのは06年のオースミグラスワン。
戸崎圭太騎手(レガーロデルシエロ=10着)「リズム良く行けたけど、伸びがもう一つだった。馬場は不安だったけど、バランスを大きく崩すことはなかった。でも、少しは影響を受けたかも。オープン初戦なので、これから力をつけていってくれれば」
佐々木大輔騎手(サイルーン=11着)「馬場のいいところでリズム良く運べました。スローペースが少しこたえたかもしれません」
荻野極騎手(エピファニー=15着)「初めて乗せてもらいましたが、さすがの背中をしています。きれいな馬場がで良さがでそうですね。最後は落鉄の影響もありました」