幕下付け出しの行徳がデビュー4連勝で勝ち越し 「勝ち越しを気にせずに集中できた」…学生相撲未経験の異色の経歴
2025年5月17日(土)13時46分 スポーツ報知
清田(右)を寄り切りで下した行徳
◆大相撲 ▽夏場所7日目(17日、東京・両国国技館)
昨年の国民スポーツ大会成年個人3位で幕下最下位格付け出し資格を取得した行徳(玉ノ井)が、西三段目3枚目・清田(出羽海)を寄り切って、デビューから4連勝で勝ち越しを決めた。「勝ち越しを気にせずに一番に集中できた。今までと違う(四つの)展開になったが落ち着いて取れた」と振り返った。無傷の4連勝での勝ち越しには「ホッとしているが、つめていけるところはつめていきたい」と語った。
拓大出身も、相撲部には所属せず、母校の東京・足立新田高でコーチを務めながら稽古を積んで入門。異色の経歴が注目を集めるが、「ニュースを見て周りが喜んでくれて、連絡をくれることがうれしい」と笑顔で話した。